12年間待ち続けたあの男が「アイルビーバック」とスクリーンに帰ってくる。今月末で68歳になるアーノルド・シュワルツェネッガーが映画『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』公開に先立ち、ヒロイン、サラ・コナー役のエミリア・クラークと共に来日した。
5日、都内にて映画『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』来日記念合同取材が行われた。1年7か月ぶりとなる来日を果たした“シュワちゃん”ことアーノルド・シュワルツェネッガーは太い葉巻を加えながらにこやかに登場し、「日本に再び戻ってこられて嬉しい」「日本に来るたびに仕事が成功している。アイラブジャパン」と笑顔で挨拶。一方、初来日となるエミリア・クラークも「想像以上に素晴らしい」と日本を気に入った様子。またアーノルド・シュワルツェネッガーの隣に座っていることもラッキーだと喜んだ。
現在の自分と30年前の若い頃の自分が戦う場面について、シュワは「決してCGではできない。同じ2つのロボットではあるが、プログラムは違うものが戦う面白さ、緊張感が本当に素晴らしいアイデアだ」と絶賛。実際の撮影は若い頃の役をスタントマンが演じ、4日間にもわたり大変だったという。出来上がったものを観た時は「’84年の信憑性をもった映像に本当に驚き、感銘を受けた」と語った。
また鍛えられた肉体について質問が及ぶと「Very good question」と微笑み、「呼吸器と筋力作りのトレーニングは毎日」「最近の世界中のホテルはどこに行ってもジムがあるので、旅行していてもトレーニングができる。今朝も皆さんが寝ている5時半に起きて1時間みっちりトレーニングした」と明かした。
エミリーもまた、本作の体作りについて「アクションも未経験、トレーニングも無縁。いろいろなことが必要だった」「銃も触ったことがなかったので、本当に大変だった」と振り返った。サラ・コナーを演じるにあたり「最終的にアーノルド・シュワルツェネッガーに“いい仕事をしたね”と言われるのが目的だったので、何とか達成できたと思う」と微笑んだ。
映画『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』は、7月10日(金)全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)