まさかその行為も彼女にとっては性教育の一環であったということか。このほど米バージニア州で、教え子に豊胸手術が何たるものかを写真で教えた女性教師が起訴された。

バージニア州ハンプトンのニューポートニューズで今年の春、iPhoneに保存されていた自身の豊胸手術写真を教え子である「Woodside High School」という高校の生徒らに見せたとして、学校から解雇処分を食らっていたメリッサ・キッドという34歳の女性教師。生徒や学校側はもちろん、保護者らも大きなショックを受けていることから公然わいせつ罪にあたるとしてこのほど正式に起訴された。

ニューポートニューズ巡回裁判所に提出された起訴状によれば、男子生徒の1人は「写真の中にはキッド先生の性器を撮影したものまであった」と証言しているもよう。地元メディア『WTKR-TV』の取材に保護者の1人、アンジェラ・レスリーさんは「先生方は教えるべきことを正しいやり方で教えてくれるからこそ信頼されるのです。それなのに子供たちが教師によりポルノ画像を見させられるなんて。ポルノはどうしても容認できません。事件がウソであってくれればと思っています」などと述べている。

高校の教師と生徒がただならぬ関係に陥ってしまうことも非常に多いアメリカ。女性教師が男子生徒を誘惑し、性奴隷さながらに扱うという卑劣なケースも後を絶たない。レスリーさんは「この手のニュースを聞くたびにムカムカしてなりません」と嘆いている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）