writer : maki

旅館? 料亭? 温泉? 京都の町で見つけた暖簾の向こう側が意外すぎるお店だった。

京都四条大宮に出現した京町家風のある店舗。一見すると旅館かもしくは温泉の入り口のように見える。はたして、暖簾の向こう側で営業するのは意外すぎるお店であった。

古民家風のラーメン店、ガソリンスタンドと思ったらカレー屋だった。テレビ番組で、外観と内容がミスマッチなお店を紹介しているのは見たことがあるが、知らずにこの店の暖簾をくぐったらほとんどの人が驚くだろう。

暖簾や石畳風廊下、坪庭が見える部屋など、未だかつてない“くつろぎ”をテーマにした京町家風のこの店舗。実は京都に本社を構えるアイフルの京都四条大宮店である。

6月26日にオープンしたばかりというこの店舗は、京町家にお茶でもいただきに来たかのような錯覚を覚える。玄関には京情緒を感じさせる暖簾がかかり、暖簾をくぐると石畳風の廊下。落ち着いた和式の部屋の窓からはなんと坪庭を眺めることができる。

どう見ても旅館の廊下にしか見えない…。

同社のCMでバスの運転手とバスガイドや、スナックのママなどを演じるお笑いコンビ・バナナマンの2人だったら、この店に入った途端に本来の目的を忘れてすっかりくつろいでしまいそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)