ハリウッドの大物中の大物ながら、共演者やスタッフへの気配りを決して忘れない米俳優トム・クルーズ(52)。彼と映画で共演した女優シャーロット・ライリー(33)が、トムとの驚くようなエピソードを明かした。
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル(原題: Edge of Tomorrow)』で、トム・クルーズと共演した英女優シャーロット・ライリー。初めてトムと顔を合わせた日のことを、シャーロットはこう振り返っている。
「トムに会ったのは(制作の開始から)2週間経った頃。トムは部屋に入ってきてこんな風に言ったわ。『みんな、ハーイ! 会えてすごく嬉しいよ。みんなのことは、僕達がきっちり面倒を見るから』って」。
また栄養面に至るまで任せてほしいと述べたトムは、「この現場では、僕が得るものは皆さんも同じように得るでしょう」と挨拶。これにシャーロットはつい「やった! ならそのサングラスも頂ける?」と口走ってしまった。それを受けたトムは「さあ、これは君のものさ」とサングラスを外して差し出したという。慌てて「冗談だったんです」という彼女に、トムは「僕は言っただろう? 僕の物は君の物だって」と述べ本当にサングラスをくれたそうだ。
そんな優しいトムは、撮影中も決まってキャストとランチを食べるなど信頼関係の構築には余念がなかったもよう。さらに全員にクリスマスカードを送るなどし、大先輩ながら気遣いを忘れない人だったという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)