人気ラッパーのカニエ・ウェスト(37)が、シカゴの名門校より名誉博士号を授与され“Dr. West”となった。これまで自らを“天才”と呼び世間に罵られてきた彼の博士デビューに、妻キム・カーダシアン(34)も大喜びしている。
「俺は、故マイケル・ジャクソンを超えちまった!」
「そう、いわゆるクリエイティブな天才。それが俺様だ。」
そんな横柄発言が話題を呼び、ニック・キャノン(34)には「ホンモノの天才は、自分のことを天才なんて呼ばない」とディスられたこともあるカニエ・ウェスト。そのカニエがシカゴ美術館附属美術大学 (The School of the Art Institute of Chicago)より名誉博士号を授与され、“Dr. West”となった。
ちなみにカニエの学歴は大学中退どまりである。音楽活動を優先すべくあっさり学業を諦めた彼に、博士号を持ち大学で教鞭をとっていた実母は猛烈にガッカリ。しかし才能を開花させたカニエを見て「必ずしも大学教育が必要なわけではない」と悟り息子を応援していたが、2007年に腹部等の美容整形手術が原因で亡くなった。最愛の母の死去にショックを受けたカニエだが、このたび名誉博士号を授与されたことで母への恩返しができたと感じているもよう。この写真をインスタグラムで公開した妻キム・カーダシアンは、こう記している。
「Dr. Kanye West!! あなたをとても誇りに思うわ。あなたのお母さんも、きっと心から誇りに思ってくださったでしょうね!!」
名誉博士号を授与された日、「大事なのは音楽ではなく、音楽を用いて伝える言葉だとカニエ氏は信じておられます」「アートを目標達成の手段として用いた彼は、アート界の大物に成長されたのです」とカニエはオーディエンスに紹介された。仏頂面がトレードマークのカニエだが、さすがにこの日は嬉しかったのか、こんなにも優しい笑みを浮かべて写真撮影に応じている。
※画像は、『Instagram kimkardashian』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)