この動画を見ることであなたは自らの命を、そして大切な祖父母を恐ろしい窒息死から救うことができるかもしれない。餅などを喉に詰まらせた時、助けてくれる人がもしも周りにいなかったらどうすべきか…!?
餅や団子を喉に詰まらせて窒息死…正月にはこんなニュースが飛び交うものだが、高齢者をはじめ、人は何かのはずみで喉に食べ物を詰まらせてしまうことがある。海外の話題からちょっと役立つ話をご紹介したい。
この男性はアメリカで消防士・救急救命士として活躍するジェフ・レーマンさん。食事中に起きた窒息事故にいく度も対処してきたその道のプロだ。高齢者を抱えている家族や施設向けに「ハイムリック法」と呼ばれる処置法を指導したこともある。これは握った拳がその人々の上腹部に強く当たるようにして背後から抱き上げるやり方だが、あくまでも周囲に人がいることが条件となる。そこでレーマンさんは「これはボクシングをやっていた時代に教わった大事な知恵です。ひとり暮らしの方は是非覚えておいて下さい」と語り、1本の動画を作成した。
こちらがYouTubeに“This 1:49 Video Can Help You Save YOURSELF From Choking To Death”というタイトルで投稿されたその映像である。まずは“膝つき腕立て伏せ”のように、床に両手と両膝をつける。続いて上半身を勢いよく前方に移動させて腹ばいになり、腹部を強く床に打ち付ける。時計にたとえると5時と7時の位置に立てていた右手と左手を、一瞬にして2時と10時の位置に落とすことになる。上腹部に強い圧迫を与えることで横隔膜から空気を押し上げることが狙いだが、床に顔面を打ち付けないようそれだけは十分に注意して頂きたい。
※ 画像はYouTubeのサムネイル。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)