まるまると太った黄色い「バナナマンゴー」、ペア(洋梨)とアップルで「パップル」。人気の果物同士をかけあわせた新種のフルーツがいくつも誕生している昨今だが、英国でこのたび「マンゴープラム」の本格輸入が始まり、注目を集めているもようだ。
英国を拠点に海外進出も目覚ましいスーパーマーケット・チェーンの「マーク&スペンサー」。このほどその店舗の棚に、タイで交配に成功し数年前から東南アジアで販売されている果実が新たに並ぶことが決まり、フルーツ好きの人々の関心を集めている。それはまさに今が収穫期という、ビワのような色をした鶏卵よりやや大きめの“Bouea Macrophylla”。簡単に“マンゴープラム”、あるいは“プラムマンゴー”とも呼ばれているもようだ。マンゴーの王様ことアルフォンソ・マンゴーに梅の風味が加わったしっかりとした味で、舌触りがなめらかな上に皮も食べられるという。
買い物客は常に新たなテイストへの興味を持っており、特にフルーツは食の楽しみのひとつとされることから、「マーク&スペンサー」も好セールスは間違いないと自信をもって販売にあたるそうだ。価格は1つ180円ほどで、これがヒットすれば日本での流通も期待してよいのではないだろうか。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)