イギリスで、酒ならぬガソリンを飲んでは臭い息で複数の女性に猥褻な行為を求めて絡み、約半年にわたり服役していた20代の男。オツトメを終えてもなおその“嗜好”に変わりはなかった様子。再び拘置所へと逆戻りしたことが伝えられている。
英オックスフォードシャーの裁判所で半年ほど前、猥褻目的で学生を含む5人の女性に次々と絡んだロバート・スティーブンスという23歳の男に実刑判決が下った。目撃者を含むすべての人々が「スティーブンスの息があまりにもガソリン臭くて驚いた」と述べており、裁判所もスティーブンスの精神的興奮と度重なる奇行を無鉛ガソリン依存症のせいと判断したが…。
その裁判の法廷で、被害にあった女性の1人は「スティーブンスは自分の股間をこすりながら私に近づき、スカートの中に手を入れたいと言いました」と述べており、その後も次々と女性に近づいては「オーラルセックスを」、「君と寝たい」などと言っていたことが判明した。また地元周辺のガソリンスタンドはどこも、スティーブンスにガソリンを販売しないようにしていたことも明らかにされた。
そんなスティーブンス被告に対し、裁判所は当初予想された保護観察処分および「反社会的行動禁止命令(antisocial behaviour order)」より重い6か月の実刑判決を言い渡し、今後5年にわたり事件を起こしたオックスフォードシャーのブラックバードレイス地域への立ち入りを禁じた。しかし反省には至らなかったもよう。このほどオツトメを終えたスティーブンスは、その足で向かったホテルのスタッフに暴力を振るい、「祖父母に会う」との理由で禁じられているはずのブラックバードレイス地域を歩き、さらにガソリンを1ガロン購入して逮捕。出所後数時間もなく拘置所に逆戻りとなり、改めて6か月の服役が始まるものとみられている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)