1990年代に人気を博した、女性ばかりのR&Bグループ「ブラウンストーン」。そのメンバーの1人がこのほど泥酔がもたらした偶発的な事故により、失血死を遂げていたことがわかった。
故マイケル・ジャクソンが設立したレーベル「MJJ Music」からデビューし、大ヒット曲『あなたが私を愛していれば(If You Love Me)』でグラミー賞にノミネートされるなど、1990年代に活躍した女性3人組の「ブラウンストーン(Brownstone)」。人気のロビン・シックがサポートしたグループでもある。そのメンバーの1人、シャーメイン・マックスウェルさん(46)が先月27日夜9時ごろ、ロサンゼルス市の自宅で首から大量の血を流して倒れているところを発見され、「シーダーズ・サイナイ病院」に搬送される途中で死亡が確認された。事件性が疑われたが、検視結果は意外なものであったようだ。
シャーメインさんはその日、11歳の息子ニコラージ君のサッカーの試合を応援し、一緒に帰宅。普段通りに過ごしていたようだが、音楽プロデューサーである夫のカールステン・“ソウルショック”・シャック氏が9時頃に帰宅し、そこで彼女の変わり果てた姿を発見した。首を深く切ってあたり一面は血の海と化し、シャーメインさんはかすかに脈があったものの、意識を失っていたという。
米芸能情報サイト『TMZ』ほかが検視を行ったロス市警からの情報を伝えているが、それによればシャーメインさんは酒に酔ってワイングラスを持ったまま床に転倒し、グラスが割れてその欠片で偶発的に首を切ったとみられ、事件性を疑う要因は発見できなかったとしている。
※ 画像はtmz.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)