2013年に、アンジェリーナ・ジョリー(39)は乳がん予防を目的として両乳房を切除。それに続き先日は卵巣と卵管の摘出手術を終えたばかりだが、28日に開催された『キッズ・チョイス・アワード』には元気そうな姿で出席。スピーチを披露するなどしてファンを安心させた。
このほどカリフォルニア州イングルウッドにて開催された『キッズ・チョイス・アワード』に、アンジェリーナ・ジョリーが出席。愛娘シャイロちゃん(8)とザハラちゃん(10)を伴って会場入りしたアンジーは、映画『マレフィセント』での演技を評価され“Favorite Villain(お気に入りの悪役賞)”を獲得した。
その後ステージに立ったアンジーは、娘たちも見守る中、若いファン層に向けてこのように話している。
「私は小さい頃、まるで(演じたキャラクター)マレフィセントのように“ほかの子と違う”って言われたものよ。」
「どこにいても場違いな感じがした。声は大きいし情熱的。じっと座っていることも得意じゃなかったし、環境に馴染むことも不得手だったの。」
しかしある日、“あること”に気付いたそうだ。
「そう、こう思い知ったの。皆さんにも知ってほしいこと。それは、人と違うのは良いということよ。」
「無理して周囲に馴染むことはない。無理にじっとしている必要もないの。本来の自分より、それ以下の存在にならないでほしい。人に“みんなと違う!”と言われたら、微笑んで。そして顔をあげて、誇りに思うこと。あと“悪役”としてこうも言わせて。ちょっとくらいはトラブルを起こしちゃいなさい。それって良いことだわ。」
子供たちの祭典でのスピーチだけに、アンジーは言葉を選びながらしっかりと思いを発言。人と違うことは決して責められるべきことではなく、むしろ誇りに思うこととする発言を多くの米メディアが「感動的」と伝えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)