私たちが生きていくうえで欠かせない『木』。その『木』と共に生まれた『木の精』をご存じだろうか。なんと3億5000万年も前に誕生したこの『木の精』は、目の形はヒノキの葉っぱ、カラダもココロも木からもらっているという、何とも愛くるしいキャラクター『きこりん』だ。
そんな『きこりん』が、イソップ物語、グリム童話や日本のおとぎ話など誰もが慣れ親しんだ物語の中で活躍する動画が公開された。
韻をうまく踏んだポップなラップ調で展開していくこの動画は、きこりんが北風や太陽の強さに勝ち、木はとても強く大切なことを表現している。クスッと笑ってしまうオチにも注目だ。わかりやすいストーリーなので、小さい子供から大人まで楽しめるアニメになっており、親子で木の大切さについて考える良いきっかけになりそうだ。
実際に記者自身も親子でこの動画を見てみた。子供からは「木って強いんだねー!」「きこりんかわいい! 会ってみたい」といった興味津々な反応が返ってきた。『きこりん』が歌うメロディを口ずさむ様子も見られた。一緒に動画を楽しめたことと、木について一緒に考えられたこと、そして何よりも親子のコミュニケーションにつながったのが嬉しい体験であった。
森林伐採が進む世界の現状のなかで、いかに木や森が大切かということに触れる機会は意外と少ない。親しみやすいアニメーションと歌という、この『きこりん』の動画をきっかけに、親子で森林の大切さについて考えて頂きたい。
■Sing! Sing! KIKORIN(うたえ!きこりん) https://www.youtube.com/watch?v=kyz9o3uYBxo
(TechinsightJapan編集部 みほりー)