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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】マイケルが愛した「ネバーランド」、小児リハビリ施設に生まれ変わる可能性。(米)

マイケル・ジャクソンは人里離れたところに自宅兼遊園地を建て、幼い少年を滞在させて…と彼の小児性愛を強く疑ったあの裁判(2005年に無罪が確定)は記憶に新しい。その舞台とされた「ネバーランド」の“今後”が決まりそうだ。

カリフォルニア州サンタバーバラ郡に広がる丘陵地の奥まったところに自宅を建て、10平方キロメートルもの敷地に遊園地や動物園をこしらえた故マイケル・ジャクソン。「ネバーランド」と呼ばれたその自宅は、2008年から所有権が投資会社「コロニー・キャピタル」に移っていたが、同社が売却を決意かと昨年夏に報じられていた。そんな中、このほど「ネバーランド」が約75ミリオン・ドル(約88億円)で売りに出されることが決まり、そこに2者が名乗りをあげていることを『NYポスト/Page Six』が報じている。

そのうちの1者は遊園地としての再スタートを検討しているもようだが、注目を浴びているのはもう1者である。「その施設を子供たちを対象としたシェルター兼リハビリ施設として生まれ変わらせたい。性的虐待の被害にあっている子供たちを避難させ、被害で受けた心の傷を癒し、トラウマからの救済を目的としたい」との方針を掲げているのだ。改築その他で予算は45億円ほどとなり、小児においても非常に有効といわれる「ホースセラピー(乗馬を通じたリハビリ法)」を設けたいとしている。

あとは「コロニー・キャピタル」がどう判断するかだ。彼らが2008年に「ネバーランド」を買い取ったのは、マイケルに財産差し押さえの危機が迫り、彼がこよなく愛していた「ネバーランド」が競売にかけられることを救うためであった。所有者となってからもその形を保つためにメンテナンスを続けていたのは、マイケルへの敬意にほかならない。彼らにはマイケルの遺族の気持ちに沿い、どうかマイケルの優しい人柄が浮かばれるような売却を期待したい。

※ 画像はpagesix.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)