海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】20m落下した建設作業員、1週間気づかれず。「ただ尿を飲み続けました」(中国)

中国で、ビルの建設にあたっていた20代の作業員が転落事故に見舞われた。全身のあちこちを骨折しながらもどうにか生き延びることができたのは、尿を飲み続けたからだという。

中国・湖南省のビル建設現場で作業員が足を滑らせて約20m落下、全身を強打して手足を骨折した。また衝撃で携帯電話は壊れ、大きな声も出ないため誰も気づいてくれない。そのような中でも冷静さを失わなかった作業員は自身が排泄した尿を飲み続け、なんと1週間も生きながらえたことが伝えられている。

男性は28歳のYang Hsiehさん。現場で一緒に働いていた同僚たちは彼の姿が突然消えてしまったことについて、メディアの取材に「誰もが最初は病気で休んでいるのだろうと思っていました。4日目が過ぎたころには、Yangは他の仕事を見つけて辞めてしまったのだろうという話になりました。まさか下で倒れていたとは…」と語るなど、驚きを隠せない様子だ。

事故発生から6日後、付近で犬を散歩させていたKang Chiaさん(47)が現場からかすかなうめき声が漏れていることに気づき、ようやくYangさんは救出された。現在、病院で治療を受けているYangさんは、尿を飲み続けたことについて「とにかく脱水症状を回避することが大事だと分かっていましたから」と語る。ビルの建設現場といえば目に飛び込むのは「安全第一」の文字だが、昨年秋にはアメリカの高層ビル建設現場で巻尺が落下。直撃を食らった男性が死亡する事故が起きていた。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)