海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】左こめかみにナイフを刺した男、96kmを運転して自力で病院へ。(ブラジル)

“鋭利なものが身体に刺さった場合、ヘタに抜かずに病院へ急げ”。これを守って命が救われた男性がブラジルにいた。しかも100kmほど離れた大病院まで自力でオートバイを運転したという。

ブラジル・ピアウイ州でこのほど、左こめかみに深々とナイフが刺さった状態で2時間もオートバイを運転した男性がいた。96kmも離れた病院に駆け込んで一命を取りとめた、あまりにも強靭かつ強運な男性の話題を『g1.globo.com』が伝えている。

男性は39歳のJuacelo Nunesさん。アグア・ブランカ村でパーティに出た後、気が付いたら全長30cmのナイフが自分の左側頭部に刺さっていたため、オートバイにまたがり2時間ほど走ったところにあるテレジーナの病院に駆け込んだ。胸と喉にも傷を負っていたが幸いにも深刻なダメージは見つからなかった。「傷は右の上あごにまで至っています。しかし目や耳の神経、重要な血管はきわどいところで逸れていました。奇跡的です」と担当医も話しているという。

Nunesさんはやっと退院し、大みそかは愛妻の待つ自宅で療養している。だが何らかの事件に巻き込まれたことは確実であろう。「4人組の男に囲まれた記憶だけがうっすらとある。すぐに気絶してしまい他には何も覚えていない」などと答えており、警察はギャンググループに襲われたとみて捜査を開始した。

※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)