先日、ニュージーランド出身の人気俳優ラッセル・クロウ(50)が熟年の人気女優陣につき「年齢を自覚したほうがいい」「年を食っても役はある」という発言をし話題となった。それを知った37歳の米女優ジェシカ・チャステインの率直な意見は、「ラッセルって、映画ってものをあまり観ていないんじゃないの?」であった。
大ヒット映画『グラディエーター』で人気を不動のものにしたラッセル・クロウが、豪誌インタビューを受けこう語った。
「正直に言うぜ。良い役をゲットできなくなったなんて言う女優は、40、45、48歳って年齢で“純情な少女”を演じたがる女なんだよ。彼女達には、どうして自分に21歳の役が回ってこないか理解できないのさ。」
また現在すでに50歳のラッセルは「俺だって、永遠にグラディエーターは演じられないぜ」とも語っているが、この発言を知った人気女優ジェシカ・チャステインは、メディアにこうコメントしている。
「愚かな発言だわ。」
「50代、60代の素晴らしい女優の中には、映画の仕事を貰えない人がいるのよ。そういう年代の女優にも役は十分にあるですって? そういうことを言う人は、映画を十分には観ていないだけだわ。」
両者の意見は真っ二つに割れている。ちなみにラッセルは良い熟年女優の例として、年相応の役を見事に演じ高く評価されているメリル・ストリープ(65)とヘレン・ミレン(69)の名を挙げている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)