この記事が化粧品や特定のミネラルウォーターの宣伝ではないことを、まずはお断りしておきたい。長年の体調不良に悩まされていたイギリスの40代女性が、毎日3リットルの水を摂取し予想以上の改善が肌に現れたとして話題を呼んでいる。
英メディア『dailymail.co.uk』が紹介したその女性は、2児の母でもあるサラ・スミスさん(42)。慢性的な頭痛と消化不良に悩んでいたサラさんは、栄養士や神経内科医のすすめもあって毎日3リットルの水を摂取してみることにした。カフェインやアルコール摂取は尿量を増やすことで知られているが、ある文献で英国女性の5人に1人が水分不足という調査結果が発表され、目の周りに刻まれたシワやツヤの失せた暗い肌に、サラさんは自分もその典型例だと感じたというのだ。
人の体は7割が水分であるが、ロンドン・メトロポリタン大学と天然水和物の研究に携わるNatural Hydration Councilは、73%ともいわれる脳の水分量がヒトの認知機能と集中力に大きく関わっているとして、それを保持することの重要性をかねてから強く掲げていた。また“解毒”といえば腎臓。腎臓は毎日約150リットルもの血液を濾過する大変な働き者だが、ドロドロな血液が腎臓の負担になってしまうことは言うまでもない。
そうして4週間ほどすると、洗顔方法や基礎化粧品などは変わっていないのに肌がみずみずしくなり、顔色まで明るくなったことを実感したサラさん。キメのこまやかさやシワを調べたところ肌年齢が10歳若返っていることがわかり、今や肌も体調も体内の水分量次第と信じて疑わず、世の女性たちにも積極的な水分補給をすすめたいとしている。とはいえ体格、血圧には個人差があり、持病があると水分(真水あるいはミネラルウォーター)を過剰に摂取することが逆効果となる場合もある。よって大量摂取を試す前に必ず主治医に相談し、飲むとしても回数を多くした“こまめ”な摂取を心がけるべきだそうだ。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)