writer : namika

WEBムービー「Step by Step―小さくて大きな一歩―」で親子の絆に涙する。

子育ては悩みの連続だ。保育園や幼稚園に子供が通うようになると、我が子が周りとうまくやっているのか気になる親も多いだろう。2歳~5歳の子供をもつ全国の母親100人を対象とした調査では、母親の約6割が「我が子の友達づきあいに悩んだ経験あり」と回答している。そんな子育て中の親たちに見てほしい、家族の絆を描いたWEBムービーが公開された。

幼児向けのランニングバイク「STRIDER(ストライダー)」は、アメリカ発の「足で地面を蹴って進む、全く新しいバイク」。赤ちゃんが歩けるようになるのと同じで誰でも直感的に操作でき、自然とバランス感覚を向上させる乗物として支持を得ており、2014年4月には累計出荷台数が25万台を突破した。その日本における総販売代理店であるSTRIDER JAPANは今回、ストライダーを通して子供と親が前に向かって踏み出す“一歩”を応援するために、WEBムービー「Step by Step―すべての親子に贈るストライダー物語―」を制作した。

動画に登場するのは、どこでも見かける普通の家庭。主人公の歩夢(あゆむ)は幼稚園で1人で遊んでいるような人見知りの3歳の男の子。そしてそれを心配しつつ何もできずに悩む母親、仕事が忙しくなかなか子供に向きあえていない父親。そんな家族がストライダーを通じて、作中のキーワードである『一歩、一歩前へ』のように小さいけれど一歩ずつ、確実に前へ進む姿を描いている。

動画は2本あり、子供がストライダーを通じて少しずつ変化する姿を母親目線で描いた「Episode1」。そして、仕事人間だった父親の遺品から、長年忘れていた親の愛情の深さを実感し、新たな一歩を踏み出す青年の姿を描いた「Episode2」だ。一見バラバラの話にみえる2篇の内容だが、よく見ると相互に関連していて、主人公の歩夢の「子供バージョン」と「大人バージョン」になっている。

今回の調査や「Episode1」の引っ込み思案な歩夢とその母の姿からは、我が子の友達づきあいに関する親世代の悩みが浮き彫りとなった。一方で成長して父親となった歩夢が登場する「Episode2」では、思わぬ形で親の愛情を再認識する子供の心情が描かれる。自分は子供の親であり、自分の親の子供でもある。このふたつの動画を見て涙する世のお父さん、お母さんもいるのではないか。

実はこの「STRIDER」、派手な宣伝などはしていないが、前述のとおり2009年の日本発売以降、出荷累計数25万台を突破するほど子育て家庭に広く浸透している。一見、普通の幼児用自転車のようにも見えるが、ブレーキとペダルがなく、もちろん補助輪もない。「足で地面を蹴って進む」のコンセプトの通り、公園などで夢中になってカラフルなSTRIDERに乗って地面を蹴って遊んでいる子供を見かけたことはないだろうか。今回公開された2本の動画は、そんなSTRIDERを通して子育て家庭と向き合ってきた総販売代理店だからこそ制作できた真実味のあるムービーと言えそうだ。

■「Step by Step―小さくて大きな一歩―」紹介ページ http://www.strider.jp/news/stepbystep/

(TechinsightJapan編集部 七海香)