人気ボードゲームの「モノポリー」に興じるも、勝ち負けにこだわりすぎて対戦相手に暴力をふるい、“刑務所に入る”が現実のものとなった若い女の話が伝えられている。ゲームに熱くなるのもほどほどに…!?
米ニューハンプシャー州メリマック郡のフックセットという町で、このほど21歳のアリッサ・フェラーロという女がDV容疑で逮捕された。暴力をふるった相手はボーイフレンド。一緒にボードゲームの「モノポリー」をしていたが、ボーイフレンドが優勢であることに腹が立ち、ゲームをぶち壊してボーイフレンドの顔を平手で叩いたという。
モノポリーではボードを一周して「GO」と書かれたマスに止まる、あるいは通過すると銀行から200ドル受け取るが、フェラーロは「刑務所に入る」というマスに止まってしまったため、自分はそれをもらいそびれてしまった。しかしボーイフレンドは運良く次々とお金を儲けている。そんなゲーム展開にフェラーロは怒りを抑えきれなかったと『CBS News』が報じている。
顔面には特に怪我もなく医師の治療を必要としなかったが、ボーイフレンドはフックセット署にDV行為だとして通報。駆け付けた警察官によりフェラーロは逮捕され、身柄が郡の拘置所に送られると保釈保証金は“リアル”な2,000ドルと設定された。ちなみにモノポリー上で刑務所に入った場合、次にサイコロでゾロ目を出すか保釈金50ドルを支払えば釈放となる。
この画像はフックセット署が公開したフェラーロのマグショット。涙でグシャグシャなこの顔は儲けた、損したも単なるゲームと笑ってスルーできない自分の性格を悔やんでのものか。それともボーイフレンドに負けたことが何としても許せないという、まさかの悔し涙であろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)