大きく胸元が開いたドレスを着たい。ビキニ姿に自信が欲しい。でもこの貧弱なバストでは…かと言って豊胸手術は、その後の長いメンテナンスを考えると難しそう。そんな女性たちのためにと、ニューヨークの美容整形外科医が新たな豊胸手術法を編み出した。

筆者には、豊胸手術を受けたものの結婚した夫（その後に離婚）がなかなか手荒い愛撫を繰り返すため、バッグが破裂して命の危険にさらされた知り合いがいる。豊胸手術の安全性の確立はそうした女性たち、そして執刀する美容整形外科医らにとっての大きな課題であるはずだが、このほどニューヨークでは“シンデレラ豊胸”とでも呼びたくなるような新たな方法が誕生したもようだ。

「1日だけ“巨乳”の自分を体験してみませんか？　従来の手術の4分の1の費用で、しかも安全です。」

ニューヨークを拠点に活躍する美容整形外科医のノーマン・ロウ博士（Dr. Norman Rowe）は今、アンジー・ディアスさん（24）という女性の例をもとに、自身が編み出したという生理食塩水を使用した豊胸手術胸法を紹介。彼女は「ボーイフレンドの誕生日パーティにセクシーなドレスを着たいから」とその豊胸手術法に興味を抱いたという。触り心地もごく自然で彼も喜んでくれたとし、わずか30分で施術が終わる手軽さにも驚いたそうだ。

注入された生理食塩水は徐々に体内に自然吸収されるため、24時間で元のバストサイズに戻ってしまうが、何事も安全性が第一という女性には最適だとしている。この豊胸手術、お値段は日本円にして30万円弱とのこと。もっとも、女性というのは一時的な満足ではいずれ物足りなっていく生き物。従来の豊胸手術に続くステップ、1日体験コースといった印象も否めない。

※　画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）