赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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中国山西省で、結婚式会場にて新郎が友人らに殴られて死亡する事件が起きた。山西省では新郎を殴って祝福する風習があり、強く殴れば殴るほど、より祝福の気持ちが大きいことを意味するという。『東森新聞』が伝えている。
山西省に限らず中華圏では、結婚の際に伝統的な風習にならう新郎新婦が少なくない。なかでも結婚式で友人らから新郎新婦にさまざまなお題が出される「新郎新婦いじり」は、式を盛り上げる注目のイベントのひとつだ。この「いじり」の方法として、山西省では友人らが新郎を殴って祝福する風習が根強く残っている。現地の人々によれば、腫れるほど殴らなければ意味がないそうだ。
友人らからこの手荒い祝福を受けた新郎は、式の途中で倒れ、病院へ運ばれたがまもなく死亡した。病院側の説明によれば、新郎は頭を強く押さえられていただけでなく、背中を強打され気管損傷を起こしていたという。なお、新郎いじりに参加した友人らは全員起訴されている。
※ 画像はイメージです。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)