第85回アカデミー賞で助演女優賞を獲得し、女優としての才能を認められたアン・ハサウェイ（31）。しかしそんなアンも、時には欲しい役を手にするのに苦労するという。その理由は、ずばりアンの“お色気不足”だそうだ。

確かに美しく、才能にも演技力にも溢れているアン・ハサウェイ。そのアンが、これまでに経験した苦労を『ハーパーズ バザー』誌にこう語った。

「ええ、私はこの業界で大成功したわ。でも、ここまでの道のりは平坦ではなかった。」
「実に多くの人たちに、こんな風に言われてきたの。『君はこの役とは違う、演じられないよ』って。もう何度色気がないって言われたことかしら。」

しかしそんな時、アンは自分の女優としての力量を猛アピールするという。

「そう、私はこう言うの。『私はいろんなキャラクターになれる。普段の私がセクシーじゃないからといって、映画のキャラクターで色気を発揮できないワケじゃない。（どんなキャラクターにでも）なりきるのが私の仕事。想像力を使いなさい』って。」

他人の主張を鵜呑みにせず、勇気をもって色々なキャラクターに挑戦してきたアンは大成功。今も新作映画を撮影中のアンは、日々女優業に懸命に取り組んでいる。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）