writer : maki

ランドセル「わんぱく組」は“デザイン”と“丈夫さ”両方を重視。『ニトリ×帝人』が子どもと祖父母・両親の要望を実現。

ニトリがすべての新一年生のために開発したランドセル「わんぱく組」を販売開始した。来年小学生になる子どもがいる家庭は、そろそろランドセルの準備を考える時期となる。一般的に子どもは“デザイン”、購入する祖父母や両親は“丈夫さ”を重視する傾向にあるが、ニトリが帝人とのコラボにより、従来からの品質へのこだわりに加え、デザイン性を追求したランドセルがこの「わんぱく組」である。

『来春小学生になるお子さんをもつ母親100名・小学生のお子さんをもつ母親100名』の200名を対象に、ランドセルについて意識調査した興味深い結果がある。今年8月27日~28日にアンケートサイト「Qzoo」が行ったものだ。

それによると、小学生を持つ母親が“ランドセルを購入した際に重視した”点は、「丈夫さ」、「色」、「価格」の順となっている。また、“もう一度ランドセルを選ぶならば”重視するのは「丈夫さ」、「軽さ」、「価格」と「収納力」となり、デザイン性は二の次という感じだ。一方で子どもがランドセルを選ぶ際に重視するのは「色」、「飾り」といったデザイン性が優先される。

“購入するランドセルの選択権”は子どもが48%で父親・母親が41%だが、お金を出すのは祖父母が51%で親は41%という結果が出ており、ここにはランドセルを巡る子ども、親、祖父母の微笑ましい関係が見えてくる。

その誰もが納得するランドセルがニトリ×帝人の“ 新「機能商品」開発プロジェクト”により実現した。「キズに強く丈夫で軽いニトリ×帝人高機能人工皮革」、「大容量なのに“スタイリッシュ”で“スマート”なデザイン」、「こだわりのテイストを選べる色展開で、細部まで入念にデザイン」といった、三者の要望を兼ね備えたランドセル「わんぱく組」シリーズだ。

帝人とタッグを組んで「タフガードライト」という理想的な生地を開発。これにより、「丈夫で傷つきにくい」強さと、「軽い」という本来なら相反する要素を高次元で両立した。また、背あて部分に採用される「エアリー」は、子どもの負担を可能な限り軽くする高いクッション性を持ちながら、抜群の通気性でムレを最小限に防いで快適な背負い心地を実現している。

「6年間、わんぱくに使ってもヘタらない丈夫さ」のために行う各種テストは厳密だ。頻繁な操作により酷使する錠前は、10万回の開け閉めテストを実施。6年もの間、厳しい風雨に晒されることを想定して、72時間塩水を浴びせる試験もある。他にも、高温高湿状況でのテスト、引っ張り強度試験、落下試験などが行われる。キーポイントは「安全性」。子どもの安全を最大限確保すること。いつも子どもの成長と共にあるモノだから、一切の妥協は許されない。

さらにニトリならではの価格メリットに注目したい。「製造販売小売業」という独自のビジネスモデルにより、商品企画・開発から原材料の調達、製造、店舗での販売に至るまで、すべて自社で行うことにより、この価格を実現できる。

そんな「わんぱく組」開発担当者に「どんな子どもに使って欲しいか」と聞いたところ「すべての新一年生にわんぱく組を背負ってほしい」と笑って答えた。自ら開発の現場に足を運んで、自らが愛情を注いでつくり上げた「わんぱく組」の品質に絶対の自信を持つからこそ見せる笑顔だろう。

ランドセル「わんぱく組」のラインナップや“お母さんの声”などは専用サイト(http://www.nitori-net.jp/tokusyu/randoseru/)より閲覧できる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

ランドセル「わんぱく組」は“デザイン”と“丈夫さ”両方を重視。『ニトリ×帝人』が子どもと祖父母・両親の要望を実現。