米オレゴン州ジェファーソンでこのほど開催された『大麻フェスティバル』に、全裸で現れ手あたり次第に暴れた20代の巨漢が逮捕された。このルックスで手が付けられないほどハイになっていたこの男に、人々は「ただ恐ろしかった」と話している。
今年11月の住民投票を経て、医療用ではなく嗜好用としてもマリファナが合法化される可能性が出て来た米オレゴン州。合法化されれば州在住の21歳以上の者は、一定量以内のマリファナを自宅や外出時に所持することが可能となる。そのような動きもあり、オレゴン州南部とカリフォルニア州北部の大麻愛好家らがジェファーソンに結集し、3日にわたり音楽に興じたこの夏の『Jefferson State Hemp Expo 2014』は大変な盛り上がりを見せた。だがそこはハイになっている人々の集まり、実はこんな事件も起きていたようだ。
オレゴンの州警察は24日、そのフェスにやって来たティモシー・ソーという27歳の男を逮捕した。ソーは身長190.5cm、体重113kgの巨漢。駐車場に停められた車を激しく蹴り、車内にいた女性2人をひどく怯えさせたことが逮捕の理由だが、マリファナでひどくハイになっており、駆けつけた警察官に回し蹴りを食らわすなど大暴れした。鎮静剤が必要との判断から医療チームも駆けつけ、警察署ではなく病院に搬送。現在ソーはジョセフィーン郡の拘置所に収容されている。
それにしてもこのルックスで全裸であったソーに、誰もが「ドラッグで手が付けられなくなった巨漢の原始人を見ているようだ」と恐れおののいたことが伝えられている。オレゴン州の一般成人の過半数が嗜好用マリファナの合法化に賛成と言われる中、このような事件も起きたことに「投票は慎重な判断で」の声もあがっている。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)