米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】お金か皮革か。ニオイに反応して落し物の財布を発見するマルチーズ。(アラスカ州)

米アラスカ州に暮らす、それは賢いマルチーズ犬の話が伝えられている。この子は持ち主を問わず人が落した財布を発見する。何か大切なものを失くしても、それのニオイをしっかりと記憶している飼い犬がいてくれれば大丈夫…!?

お手に伏せに待て…しつけも色々だが、それらが完璧に出来るようになった賢い犬に、彼らならではの優れた嗅覚を生かした技能を覚えてもらうのも楽しいもの。赤ちゃんがウンチをすると吠えて知らせ、新しいオムツをとってくるほど賢い犬もいるそうだ。こちらのニュースは米アラスカ州の『Juneau Empire』紙から。あるマルチーズが鼻でお手柄を立てた話題である。

同州ダグラス島北部に暮らすブラッドさん&ボニーさんのグリューニング夫妻が飼っている愛犬は、生後7か月のマルチーズ犬“レディーバニー”ちゃん(画像はsfgate.comのスクリーンショット)。この子には人が落とした財布を口にくわえて自宅に戻ってくるという特殊技能があった。今月16日、レディーバニーちゃんはオリーブグリーン色の男性用の財布をどこからか見つけてボニーさんの元へ。落とし主は「Pacific Waste Management」というゴミ収集業者で働くルディー・ヴォンダさんと判明し、ボニーさんはさっそく連絡を入れた。

「レディーバニーちゃんは本当に賢い小犬です。そういう風に犬が何かを発見して手柄を立てるなんて、これまではラブラドールやジャーマン・シェパードに限った話だと思っていました」と、ルディーさんも驚きを隠さない。勤務中にはズボンの後ろポケットに財布をしまっているといい、ゴミ収集ルートは大変な長さであることから、どこで落としてしまったのか見当もつかないそうだ。

実はレディーバニーちゃんには、“近所の家から靴を黙ってお持ち帰り”といったちょっと困ったクセがあったという。お金のニオイというより、むしろ皮革のニオイに反応したのかもしれない。「次は何をくわえて帰ってくるのやら」。グリューニング夫妻もついワクワクしてしまうようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)