ハリウッド映画『GODZILLA ゴジラ』の公開にアメリカが沸く中、このほど超人気番組『ジミー・キンメル・ライブ!』 がある企画を放映した。街ゆく人々に「実際に東京で起きた悲劇を映画化するなんて、どう思いますか?」と「ゴジラは実話であった」という嘘のインタビューをしかけたのだ。
今月アメリカで公開されたハリウッド映画『GODZILLA ゴジラ』は、興行成績もよく評価も抜群。そんなゴジラ熱に全米が沸く中、TV番組『ジミー・キンメル・ライブ!』はデッチ上げインタビューを敢行。ハリウッドの街ゆく人々にマイクを向け、このように話しかけた。
「『ゴジラ』が1954年に東京を襲った巨大トカゲの実話に基づいた話だということ、またその怪物が10万人以上を殺したことを考えると、ハリウッドがエンターテイメントのために映画化に踏み切ったことは間違った選択だと思いますか?」
これを多くの人は笑い、まるで信じなかったというが、うち数名はこう真顔で答えている。
「間違っていると思うわ。だって死んでしまった人たちだっているんだもの。遺族にも失礼よ。」
「ハリウッドはこんなことを美化するべきじゃない。」
「(こういった生き物ができたのは)地球の温暖化や汚染が原因だね。海の中はミステリーだらけさ。」
「おお、ゴジラはホンモノなの?」
またひとりの女性は「ゴジラの襲撃が心配ですか?」との問いに、「え、絶滅したんじゃないの? ゴジラは恐竜みたいなものかと思っていたわ…」と真顔で返答。その後スタジオに登場したこの女性は「ゴジラがいないのは知っていますよね?」と問われ、「今なら、いないと分かります」と答えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)