コンタクトレンズの装着者が増える中で、購入する際に選ぶポイントとして“つけ心地のよさ”が挙げられる。ところが、調査の結果、使い捨てコンタクトレンズを利用している女性の多くが不快感を持っていることが明らかとなった。
女優の堀北真希をイメージキャラクターに起用した正しいレンズケアを理解してもらうための啓発キャンペーンなど、快適なコンタクトレンズ装用に向けた活動を展開するボシュロム・ジャパンが新たにアンケート調査を行った。
使い捨てコンタクトレンズを利用している20~40代の働く女性に行った“使い捨てコンタクトレンズの使用満足度等に関する調査”の結果がこのたび報告された。(サンプル数:1,000サンプル・調査期間:2014年3月15日~2014年3月16日)
その結果、意外にも現在利用中のコンタクトレンズに不快感を感じている人が8割以上、しかも「多少不快感があっても仕方がない」と妥協している人が半数以上いることが分かった。
さらには、コンタクトレンズに不快感を感じている人の方が、感じていない人よりも2割以上多く「ストレスや仕事中のイライラを感じている」と答えており、やはり約2割程度多く「目の前のことに集中できない」「会社で人間関係に悩んでいる」という。
実は、コンタクトレンズを購入するときに「つけ心地がいいこと」「目が疲れにくいこと」「乾きにくいこと」「うるおいが持続すること」を重視していると答えた人が多かった。ところが、コンタクトレンズに不快感を感じている人は前述の通り、全体の8割以上いるのが現状だ。
「あなたは、普段コンタクトレンズをつけているときに、目が乾く、ショボショボする、ゴロゴロするなどの不快感を感じていますか?」の質問には「よく感じる・たまに感じる」と回答した人が82.3%にのぼる。
「たまに、目の前のことに集中できないことがあるか?」について、コンタクトレンズに不快感を持つ人の53.1%が「ある」と回答したのに対して不快感のない人は33.9%となり、2割程度の開きがある。
「上司や職場の人間関係で悩んでいることがあるか?」の問いにはコンタクトレンズに不快感を持つ人の34.1%が「悩みがある」としており、不快感のない人の16.4%とはやはり2割程度の違いが出た。
つまり、コンタクトレンズを使用した際に不快感を持つ人の方が、日常的にストレスや仕事中のイライラを感じやすく、職場での人間関係にも悩みが多いとも考えられる。その関係に気づけば「多少不快感があっても仕方がない」と妥協してばかりもいられない。
コンタクトレンズは素材や機能、デザイン等によって特徴が様々だ。また装用時間や装用環境などによっても適したレンズは異なってくる。眼科医にも相談の上、自分のライフスタイルに合った製品を選ぶことが快適なコンタクトレンズ装用にとって重要であることが読み取れる結果となった。
“使い捨てコンタクトレンズの使用満足度等に関する調査”の結果については、ボシュロム製品ページ(http://www.biotrue.jp/mydays/research/)にも掲載されている。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)