米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】「黄色い線」まで下がっても超危険。米上院議員、通過列車にはねられそうに。

米コネチカット州ニューヘイヴン郡で、このほどある駅のホームに立って人々に電車通勤を奨励した上院議員。バツが悪いことに彼のすぐ脇を特急電車がかすめ去る。ものすごい突風を浴び、一瞬ひるんでしまったその様子に人々は驚いた。その黄色い線は視覚障害者用の点字ブロック。一歩間違えば転落してしまいそうなほどホームの端に近いところに設置されていたのだ。

特急電車の通過の際の吸い込まれそうな突風の流れに、ヒヤッとした経験を持つ人は多い。駅のホームで「黄色い線の内側までお下がりください」の声に従うことは、わが身を守るために実に大事なことなのだ。コネチカット州在住の上院議員、リチャード・ブルメンタール氏もこのほどそんな怖い思いをした。

こちらの画像は18日、地元TVニュース『KHON2 News』が“Train nearly takes out U.S. Senator”というタイトルでYouTubeに投稿した動画のスクリーンショット。ブルメンタール氏とアシスタントはこのほど、ニューヘイヴン郡の「ミルフォード」というメトロノース鉄道の駅ホームにメディアの記者を集め、郊外在住の人々の通勤の足としてもっと鉄道を利用してもらうためにその安全性と重要性を訴えたのだ。しかしその最中、偶然にもAmtrakの列車が、2人の横をかすめるようにものすごい勢いで通過。記者が「危ないですよ、電車が!」と注意したほんの一瞬後のことである。

アシスタントが立っていた黄色い帯は点字ブロック。これでは視覚障害者の転落防止どころか、悲惨な死亡事故が起きても不思議ではないとブルメンタール氏はカンカン。安全対策の徹底見直しを緊急で求めた。同鉄道は鉄道事業法違反行為につき、ここ10年で5,600万円超の罰金を科されているという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)