昨年11月に、友人がハンドルを握る車に乗り込み事故に遭った俳優ポール・ウォーカー。その事故で車は大炎上し、大怪我と火傷を負ったポールは40歳の若さで帰らぬ人となった。そんなポールが撮影に入っていた『ワイルド・スピード』最新作に、ポールの弟2人が亡き兄の代役として参加。その容姿があまりにもポールに似ており、関係者たちやファンは驚いている。

ポール・ウォーカーの急死を受け、大変なショックを受け立ち直れずにいた『ワイルド・スピード』シリーズのキャストとスタッフたち。そんな中、映画最新作を仕上げるべくポールの弟2人が代役として撮影に参加。その2人と語り合う様子をシリーズに出演中のヴィン・ディーゼルがFacebookにて公開したところ、「あまりにも良く似ている」との声が噴出した。

ちなみにこの写真を公開したヴィンは、このようなキャプションを添えている。

「あのニュースを聞いたとき、俺は制作現場を離れ家族らと飛行機に乗ってLAに戻った。そしてポールのご両親の家に車で直行したんだ。ポールのお父さんは俺にこう言ってくれた。『ヴィン、ポールは君のことを愛していたよ』とね。俺は『まさか』と言ったけれど、お父さんはこう続けたんだ。『いつも仲良くしなきゃ愛し合えない。そんなことはないんだよ』ってね。本当にそうだね。追伸：ポールの弟たちと時間を過ごした今、ご両親にはこうお伝えしたい。素晴らしい子供たちを育てたのですね、と。」

一時はポールとの不仲を報じられたものの、その死後にはすぐに現場に飛び号泣したヴィン。そんなヴィンをしっかりと抱きしめ支えたポールの母は、「仲間を失ったあなたも辛いでしょう」と慰めてくれたという。

※画像は、facebook.com/VinDieselのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）