レストランやショップでは、壁を挟んで男子トイレと女子トイレが隣り合わせになっているという所がままある。もしもその壁の床部分に隙間でもあろうものなら、女性ならば不快この上ないはずであろう。
米テネシー州メンフィスのとあるマクドナルドで今月13日午後、28歳のロナルド・ヘンダーソンという男が女子トイレに侵入して逮捕された。男子トイレと女子トイレの間を隔てていたのは1枚の壁。その床の部分にちょっとした隙間があり、ヘンダーソンはそこを這って女子トイレ側に忍び込んだのだ。
その時女子トイレの個室には、ジャズミン・ジョンソンさんという女性がいた。彼女は床伝いに頭を出したヘンダーソンに大変な悲鳴をあげ、慌ててトイレを後にしようとしたが、ヘンダーソンはそれにひるむこともなく彼女の足をおもむろに掴んだという。逮捕されたヘンダーソンは容疑を否認したが、監視カメラはハッキリと彼の顔を捉えており、ジョンソンさんも「この男に間違いない」と主張。身柄はシェルビー郡刑務所へと送られた。
この事件で最も悪いのはヘンダーソンではあるが、壁一枚を隔てて男子トイレと女子トイレが隣り合わせとなっており、這えば大人が通れるほどの隙間が床にあったことも問題。そうした構造になっているマクドナルドの店舗が、早急なる改善を迫られることは必至だ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)