昨年の夏、空港にてパパラッチに囲まれた歌手カニエ・ウェストはその執拗な態度に激昂、ついにはひとりにパンチを浴びせるなどしてしまった。そんなカニエに、裁判所がこのほどセラピーを受けることなどいくつかの命令を下した。

昨年の夏、しつこいパパラッチにキレた挙句、パンチを浴びせてしまったカニエ・ウェスト。そのカニエがこのほど暴行を認め、裁判所よりいくつかの命令を下されてしまった。

芸能情報サイト『TMZ』によると、今後カニエは24か月にわたり保護観察下に置かれるとのこと。またカニエは怒りの対処法を学ぶべくセラピーセッションを受けること、250時間の地域奉仕活動をこなすこと、暴行相手となったパパラッチに近づかないことも命じられた。

さらに暴行により損傷したパパラッチの機材修理費や医療費などの支払いも命じられたカニエだが、相手側はこれに激怒。「カニエは収監されるべき」「カニエのせいで心的外傷を負った」「アルバム宣伝の一環として暴行に走ったに違いない」などと法廷で話したという。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）