リアーナに対するDV事件を起こし、その後もたびたび暴力沙汰を起こしてきたクリス・ブラウン。その経過に関する公聴会の場で、クリスのある病名、また治療成果に関して書かれた正式書類が提出された。
暴力癖が治らず、怒りの対処法を身につけるべくしばしのリハビリ施設生活を送っていたクリス・ブラウン。そんなクリスの状態について記された書類が裁判所に提出されたが、この文書によると「施設側はクリスが双極性障害II型を患っていると診断を下した」とのこと。さらに同文書には以下のように記されていたという。
「ブラウン氏は、未治療の精神疾患、酷い睡眠不足、不適切な自己治療やPTSD(心的外傷後ストレス障害)のせいで、攻撃的になったのです。」
しかし95日間のリハビリ施設生活を経て、クリスの状態はかなり改善しているとのこと。ちなみに施設滞在中に受けたドラッグ検査も全てパスしたといい、現在は適切な薬を服用しリラックス方法も身についているという。またクリスは模範的な態度で地域奉仕活動もこなしたというから、今はすっかり真面目な人間に戻っているもようだ。
「今は回復と音楽に集中しているよ。」
クリスは先日そうツイートし、ファンを喜ばせたばかり。一時は引退を匂わすほど追いつめられていたクリスだが、今はずいぶん落ち着き前向きに頑張っているようだ。しかし裁判所は、昨年クリスが起こした暴行事件の裁判が終わるまでリハビリ施設で治療を続けることを命令。これにより再び施設に戻るクリスは、「計画通りにはいかないものだ」と直後にツイートしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)