2012年のこと、人気歌手Usher(35)の元妻の子、つまりUsherもしばしの間ステップファーザーとして関わった男の子がジェットスキーに衝突され死亡した。その死を招いた男性は「あれは事故だった」と主張していたのだが、陪審員はこのほど男性に有罪評決を下している。
歌手Usherは、2007年に子持ちの年上女性タメカさんと結婚。同時にタメカさんの連れ子たちのステップファーザーとなり、自身もタメカさんとの間に2人の息子をもうけたものの、2009年にはタメカさんと離婚している。
そのタメカさんの連れ子だったカイル・グローヴァー君が、2012年に湖で遊んでいた際に恐ろしい事故に巻き込まれた。ジェフリー・ハバードさんなる男性にジェットスキーで突っ込まれ、頭部に重傷を負ったカイル君は脳死状態に。その後回復することなく、わずか11歳にしてカイル君は天に召されてしまったのだ。
その事故後、同男性と弁護団は「あれは事故だった」と主張。しかしこのほど陪審員は男性のジェットスキーの扱い方が無謀だったこと、違法な扱いがあったことなどを指摘、「男性の無謀な行為がカイル君を死に至らしめた」として有罪評決を下している。ちなみにこの評決について、愛息を亡くしたタメカさんはこのようにコメントした。
「どちらにしても辛い。無罪だろうと有罪だろうと、息子は戻ってこないんですもの。」
またタメカさんは男性とカイル君が親しかったこと、またカイル君が男性を慕っていたことも明かしている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)