女性のバストを大切に包み込むブラジャー。私たち女性にとって文字通り「肌身離さず」の大切な関係にもかかわらず、意外にも正しいお付き合いの仕方を知らない人が多いものです。今回の 【テック磨けよ乙女!】は、ブラジャーの「正しい選び方」をご紹介します。そして、意外と知られていない「ブラジャーの正しい着け方」について、プロポーションづくりの総合コンサルティング企業、株式会社ダイアナに取材をお願いしました。
「肩ひもが、頻繁にずり落ちる」
「ワイヤー部分が、当たって痛い」
「外したとき、肌にくっきりと跡が残っている」
「そもそもブラジャーが苦しい」
ブラジャーを着けているとき、こんな不快を感じたことはないでしょうか。本来、ブラジャーとは身体の一部のように存在するもの。着け手に違和感を与えることはありません。上記のような悩みがある場合は、間違ったブラジャー選びをしている可能性があります。
まず、「ブラジャーを買うときに忘れないでほしい」ふたつの事をご紹介します。
■ヌードサイズを測ってもらう。
「今日着けているサイズ」が現在のジャストサイズでないことが多々あります。新しくブラジャーを購入するときは面倒くさがらずにヌードサイズで測ることが必要です。サイズは常に変化するため、半年に一度は測り直すのが理想です。
■試着をする。
サイズ同様、体型によって最適なブラジャーのデザインは異なります。実際に着けてみて違和感がないかどうか確認します。
いずれも基本中の基本ですが、他人にヌードの胸を見られることに抵抗を感じて省略している人も多いはず。ショップで測る人たちはみなバストのプロフェッショナルですから、恥ずかしがることはありません。
次に、「正しい着け方」を教えてもらうため、株式会社ダイアナが運営する「ダイアナプロポーションギャラリー 銀座」プロポーションコンサルタントの林紗矢華(さやか)さんに取材をお願いしました。
ダイアナは全国に約800以上のサロンを展開する、補整下着のトップブランド。ここでもまず、ヌードサイズを正確に計測することがいかに重要か、説明を受けました。
もちろんサロンでもチーフプロポーションカウンセラーの手による正確な計測が行われるそうですが、今回訪問した銀座のギャラリーでは、3Dを使った立体画像で体型診断を受けることができました。記者も勇気を出して、3Dボディスキャナーの前に立ってみました。細かく数値化されたボディサイズを確認しながら、69ものサイズの中から自分に最適のブラジャーが選ばれます。林さんによると「正しいサイズのブラジャーは苦しくない」とのこと。
実際、記者が計測の上、試着したブラジャーは、一切の違和感なく、胸の一部のようにフィットしました。明らかにバストアップし、スタイルも改善。「こんなに変わるのか」と驚いたのが正直なところ。正しくブラジャーを着ける重要性を、再認識しました。
記者が取材で学んだ、正しいブラジャーの着け方を順を追ってご紹介します。
■「正しいブラジャーの着け方」
1.お辞儀をするように上半身を90度の前かがみにする。
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2.アンダーの位置を合わせ、背中のホックをとめる。
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3.右手で左側のブラジャーカップの中に手を入れ、脇、背中、二の腕に散ったお肉をカップの中に集める。
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4.右側も3と同様に。左手で背中や脇、二の腕に散ったお肉をしっかりとカップに集める。
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5.ストラップを通し、左右の長さを調節する。(ここで初めてお辞儀姿勢から上半身を起こします)
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6.もう一度、上半身を90度に倒し、肩ひもの外側、脇の部分の副乳(ふくにゅう)部分のお肉をもう一度カップの中におさめる。
大切なのは、脇や背中、二の腕に散らばったお肉をきちんとカップの中に集めて、おさめるということです。ブラジャーを着けた後も、トイレに入るたびにカップの中にお肉をおさめることにより一日中高いバストトップを維持できます。ちなみに、胸が最も美しく見えるバストトップの高さは、肩と肘のちょうど真ん中とのこと。これらを習慣づけることで、お肉が自然と胸に集まるようになり、バストラインが美しく変化するということです。
「一日が終わったらすぐ洗って干して、毎日繰り返し着けてください。お胸が変わってきますよ」(林さん)との言葉とともに、試着したブラジャーと同サイズの本商品をプレゼントしていただきました。補整下着は敷居が高いと思われがちですが、今回、記者が取材した体型診断、着用レッスン、ブラジャープレゼントは、ダイアナ各サロンにおいて、1,575円(税込)で3月31日(月)まで受けることが可能なキャンペーン中だそうです。とてもお得で、ためになる内容ですので、興味のある方はお近くのサロンで一度体験されることをおすすめします。(※3Dボディスキャナーはプロポーションギャラリーのみのサービスとなります。)
思春期、妊娠・出産、加齢などで、女性の胸は人生で3回の大きな変化を迎えると言われています。特に下垂に関しては重力がある限り、避けようのないことかと諦めがちですが、正しいサイズのブラジャーを正しく着けることによって、違和感なく美しいバストラインに近づくことができるのかもしれません。
取材協力 : 株式会社ダイアナ「キレイになりたい!5つの体験キャンペーン」 ~~プロポーションづくり体験コース~
(TechinsightJapan編集部 村上あい)