職場のトイレの壁にビデオを設置して盗撮してみたい…そんな不心得なことを考えた米テキサス州在住の男があっけなく御用となった。人々は「まさに墓穴を掘ったとしかいいようがない」と言ってこの男を笑っている。
このほど米テキサス州ベア郡で、トイレでの様子を盗撮する目的でiPodを壁に埋め込んだ何とも卑怯な男が逮捕された。同僚も上司も警察も、誰もが思わず苦笑したというその映像。冒頭に映っていたのは他でもない、iPodを設置して去っていく本人の姿だったのだ。
『The San Antonio Express-News』が伝えているところによると、逮捕されたのは44歳のレイ・デ・ラ・クルスという男。クルスは同僚たちがトイレを使用する様子を覗き見したいがために、トイレと背中合わせになっているロッカー式倉庫の壁にiPodを設置。しかしある時、同僚にそれがバレてしまった。
そして映像を確認した人々は驚いた。冒頭にはiPodを設置した本人の姿が映っており、しかも胸には名札までついていた。警察に突き出されたクルスは、1万ドルの保釈金を支払い、クリスマスイヴである24日にとりあえずは釈放された。だが、すでに職場を追われており、裁判所への出廷を控え重苦しい気分で新年を迎えることになりそうだ。なお、プライバシーを尊重するため、職場および被害者の名は明らかにされていない。
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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)