この時期に誕生した赤ちゃんを、「人生最高のクリスマスプレゼントをサンタクロースからもらった気分」などと表現する人は多い。米カリフォルニア州には、赤ちゃんをちょっと楽しい“クリスマスおくるみ”に包むことを伝統としている産科があるようだ。
こちらの画像は、米カリフォルニア州ロングビーチのメディアである『presstelegram.com』が23日に報じたニュースのスクリーンショット。大病院の産科ではあるが、温かみのあるケアを目指しているのであろう。12月21日から25日の間に誕生した赤ちゃんに限り、普通のおくるみ(アフガン)ではなく、可愛いクリスマスソックスにスッポリと入れてくれるという。
真っ赤なソックスの白い襟元には“Happy Holidays!”の楽しい文字。米カリフォルニア州ロングビーチにある「ロングビーチ・メモリアル医療センター」の産科では、このシャレた演出をなんと半世紀以上も続けてきたとのこと。この慣わしは1930年から始まり衰退してしまった時期もあったが、人々の熱い期待に応える形で2005年に復活したそうだ。
なお、このクリスマスソックスを作ったのは病院のボランティアである。今年も16名が心をこめてフリース製の生地を使い、ソックス型に縫ってくれたそうだ。またこの演出は全米でも話題になっており、これを真似る産科が各地に出現しているもよう。テキサス州の「ノースウェスト・テキサス病院」がさっそく同じことを試みて評判となり、22日に現地メディアが大きく報じていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)