慈善活動に一生懸命なことからも分かる通り、歌手のエルトン・ジョンはとても親切でマメ。彼は自分の大好きな人々に幸せになってほしいあまり“縁結び”にも余念がないらしく、とんでもないカップルを誕生させようとしていたことが分かった。

セレブ界の大変なお世話好きで、若手に対する辛口なご意見番としても一目置かれているベテラン歌手のエルトン・ジョン。長年のパートナーであるデヴィッド・ファーニッシュさんと共に2人の子を育てている彼は、イクメン・ママらしく「愛が人生のすべて」と話す。

そんなエルトンは、かねてから彼と新交の深いレディー・ガガとジョニー・デップを“たとえ現在は他の異性と交際していても、実は彼らこそ相性抜群。最高のアイテムだろう”という考えから、両者を引き合わせる場をセッティングしたと米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』が報じている。

ジョニーは50歳、ガガは27歳と親子ほどに年齢も離れており、それぞれがあまりにも忙しい。“デートを”と言えば断られるに決まっていると思ったエルトンは、その真の狙いを伏せ、“ミュージシャンとしてコラボを話し合ってみては？”と両者に声をかけたそうだ。

ガガはエルトンの長男のザカリーくん、次男イライジャくん（ともに代理母出産）のゴッドマザー。しかしガガについて「自分の“仮面”が音楽より上を行ってしまい、意見してくれる人がいないのは問題」、あるいは「テイラー・キニーよりもっと円熟味のある男性を選ぶべきだ」などと苦言を呈し、エルトンがガガを苛立たせてしまったことも。もっともこの2人には大きな共通点がある。エルトンは歌手のマドンナと犬猿の仲で、ガガはパクリ疑惑発言をきっかけにマドンナが大の苦手。今は互いの存在感におおいに励まされているという状況だ。

さて、他でもないサー・エルトンの勧め（＝プレッシャー）とあればそれを断る理由もない。デートならぬ“ビジネスミーティング”は先月23日にウェストハリウッドのレストラン「Craig’s」で行われ、すっかり意気投合した2人は再会を約束したとのこと。そこに同席したエルトンも「シメシメ」としたり顔。まずはコラボで結構、でもその先は…と勝手なる想像をふくらませ、ひとりほくそ笑んでいたと同紙は報じている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）