イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】コリン・ファレルが過去を告白。アルコール&ドラッグ依存、更生の決意まで。

2003年の映画『フォーン・ブース』と『リクルート』の国際的ヒットにより、一躍ハリウッド映画界のトップ俳優のひとりとなったアイルランド出身のコリン・ファレル(37)。そんな彼は10代の頃より酒とドラッグにはまり、長年依存状態のまま過ごしていたという。その後リハビリ施設での治療を経て立ち直ったが、そんな過去をコリンはTV番組で振り返っている。

かつて依存症と闘い克服したことを明かしているコリン・ファレルが、このたびアイルランドの人気TV番組『ザ・レイト・レイト・ショウ(The Late Late Show)』に出演。「依存症はハリウッドに進出するずっと前から患っていた」などと赤裸々に告白した。 だが、コリンが「プロの助けがないとマズイことになる」と確信したのは、映画『マイアミ・バイス』(2006年)の撮影が終了してからだったという。当時を振り返り、コリンはこのように語っている。

「『マイアミ・バイス』の撮影が終わったとたん、飛行機に乗せられてリハビリ施設に送られたよ。」

その頃までにアルコール、そして手に入れられるドラッグなら何でもやるようになっていたが、ハリウッド進出に成功し拠点をアメリカに移したとたん、それらがより安易に手に入ることで状態はさらに悪化。ついには「体が死にかけている」と思うようになり、当時3歳だった息子ジェームズ君のために更生を決意したそうだ。

そんなジェームズ君は、アンジェルマン症候群という遺伝子疾患を抱えている。ジェームズ君の存在が彼の意識を様々な意味で変化させ、近年では小児病院を訪問して子供たちやその家族を喜ばせたりもしているのだ。依存症との闘いは苦しく凄まじいものと聞くが、それを見事に克服したコリンは立派。ジェームズ君をはじめ家族も、コリンを誇りに思っているはずだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)