イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】故ホイットニー・ヒューストンの遺体に、ロス市警巡査部長が卑猥発言。

2012年2月、薬物乱用により急逝した人気歌姫ホイットニー・ヒューストン。その現場検証にあたったロス市警ビバリーヒルズ署の巡査部長に卑劣な言動があったとして、当時の部下が州労働局に告発した。

2012年2月11日、グラミー賞関連パーティに出席するため「ビバリー・ヒルトン・ホテル」に宿泊し、準備の前にリラックスしたいと言ってバスタブに浸かっているうちに亡くなってしまった歌手のホイットニー・ヒューストン。長く闘ってきたドラッグやアルコール依存をどうしても克服できなかった悲しい結果が、48歳での早すぎる死であった。

その後、紫色のドレスに身を包まれて金色の棺に横たわるホイットニーの亡骸の写真を米タブロイド紙『ナショナル・エンクワイアラー』が掲載し、ひんしゅくを買ったことは記憶に新しい。だがなんとロス市警ビバリーヒルズ署による現場検証においても、問題視すべき言動があったという情報がカリフォルニア州労働局に寄せられたようだ。

ホテルのスイートルームで行われたその現場検証。ホイットニーの遺体には白いシーツが被せられたが、巡査部長がそれをはがし、彼女の下半身をしげしげと眺めながら「たまんねぇな、こりゃイイ女だ。この年齢の女にしてはかなりイケるぜ」と言い放ったというのがその内容である。

死者に対する敬意と品位に欠いた職務中のあるまじき言動。そんな上司を告発したのは同署のブライアン・ウィアーという名の巡査であった。しかし同署は芸能情報サイト『TMZ』の取材に、「巡査部長にはそのような行為はありませんでした」と情報を完全に否定している。

同署はこの件について、「命じられた人事異動に腹を立てたウィアー巡査が、つまらない報復行為に出ただけです」と指摘しているが、ウィアー巡査は「ホイットニーの現場検証の件については、直後にある上司にも相談しました。それが原因か、署内では私に対する嫌がらせ行為がずっと続いていたのです」などと主張。どちらが真実を語っているものか、じき明らかになるものと思われる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)