8月25日夜、ニューヨークで盛大に開催された『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式。そこで大勢のミュージシャンが圧巻のパフォーマンスを披露する中、マイリー・サイラス(20)はビキニ姿で腰をグラインド。肌を晒し男性ミュージシャンの股間にお尻を擦り付けるなど大ハッスルしてみせた。だがその様子にメディアやオーディエンスも唖然。「いい加減にしろ」とマイリーを大バッシングしているが、レディー・ガガ(27)については「批判したくない」としてそのパフォーマンスを擁護している。
かねてより過激な衣装がウリのレディー・ガガだけに、今回のマイリー・サイラスの衣装については全く驚かなかったもよう。またその淫靡なパフォーマンスについても否定的な感情はないといい、このほど英タブロイド紙『ザ・サン(The Sun)』の取材に応じて以下のようにその思いを明かしている。
「私はマイリー・サイラスを批判したくなんてないの。」
その理由は…?
「一般論を言うわ。みんな、もっとポップミュージックについては気楽に構えるべき。これはエンターテインメントだし、ポップミュージックは人を微笑ませてハッピーにさせるためにあるものなのよ。」
「特にアメリカでは女性アーティスト叩きが酷すぎる。それに貢献するなんてイヤよ。」
このように他のミュージシャンにとても優しいガガは、先日『MTV/VMA』授賞式のステージでブーイングを受けた「ワン・ダイレクション(1D)」にも「あなたたちは、今みたいに成功している価値がある人たちなの」と声をかけたばかり。そんな1Dについても、ガガは改めてこう語っている。
「彼らは本当にスペシャル。とてもシッカリしているしね。」
「彼らには、『MTV/VMA』のバックステージできちんと会うことができたわ。とても良い子たちなのよ。」
最近では人気ブロガーに新曲の売上げをバカにされ、これまでのウップンもあり大反撃に出たガガ。しかしガガはこのように優しく、批判されている歌手仲間を「ここぞ!」とばかりに追い詰めたりはしない。多くのファンやセレブがガガを支持するのは、ガガが素晴らしいミュージシャンだからだけでなく、その心がとても優しく思いやりに満ちているからだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)