幼少時代に芸能界に入り、映画『キック・アス』(2010年)の“ヒット・ガール”役で一気に有名セレブの仲間入りを果たしたティーン女優クロエ・グレース・モレッツ(16)。そんな彼女がこのほど人気誌『Seventeen』10月号のインタビューに応じて、驚くほど深い家族との絆を明かした。
16歳といえば、思春期真っ盛り。「家族と一緒にいるなんて恥ずかしい!」などと言い出す年齢だが、女優クロエ・グレース・モレッツは家族との絆を何よりも大事にしているもようだ。このほど応じた『Seventeen』誌のインタビューで、クロエはまず4人の兄のうち2人がゲイであると告白。その上でこのように語っているのだ。
「私の兄は、2人がゲイであとの2人はストレートなの。ゲイの兄たちは大きくなるまで(ゲイであるがゆえに)酷い扱いを受けたものよ。そういう経験からどう問題を対処すべきかを理解していったの。」
そんな兄たちを深く愛しているクロエは、こうも断言している。
「兄たちのことを悪く言う人間とは、一切関わらないわ。」
とても家族思いの少女に育ったクロエだが、それには実母の教えが大きく影響しているようだ。クロエはこうも続けた。
「家族より友達を選ぶ。そんなことは絶対にしちゃダメ。彼氏や彼女を家族より優先するのもダメよ。ママにはいつもこう教えてもらった。“血は水よりも濃いのよ”って。」
「私たちはどこの家族よりも仲が良いの。それにすごく常軌を逸している。他人には奇妙に見えるかもしれないけど、それが人生ってものよ。」
16歳にして、なかなか芯の強いクロエ。恋人ができる年頃になれば「家族? 二の次でしょ…」となる可能性もあるが、今はこんなにも家族思いのクロエを兄や両親は可愛くてたまらないだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)