マイリー・サイラス(20)が、8月に開催された『MTV/ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)』授賞式で見せた超過激パフォーマンス。それについて連日「マイリーが大変なことになっている」と報じられているが、父ビリー・レイ・サイラス(52)は娘を守ろうと必死である。このほどテレビ番組に登場したビリー・レイは、「あのパフォーマンスはあれで良かった」などと述べマイリーを擁護する発言に徹している。
ビキニ姿でお尻をフリフリ。ついには男性シンガーの股間にお尻を擦り付けるという品位に欠けるパフォーマンスで世界中の人々を仰天させたマイリー・サイラスだが、それを知る父ビリー・レイ・サイラスは、「話題になったんだから、あれで良かったんだ」とマイリーを擁護している。このほどCNNの人気番組『Piers Morgan Tonight』に出演したビリー・レイは、以下のように話を続けた。
「俺は知っていたよ。マイリーが何か本当にスペシャルなこと、みんなが話題にするようなことをしたがっているってね。」
「それにマイリーは(あのパフォーマンスを)かなり練習していたんだ。」
またビリー・レイ・サイラスは世間の大きな反応について、“中途半端な反応よりはむしろ良かった”と捉えているという。
「俺は“中途半端なのにグレイトなアーティスト”なんていうのは知らない。みんな、(アーティストのパフォーマンスを)めちゃくちゃ気に入るか、もしくは嫌うものさ。」
そういうビリー・レイは、マイリーが『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』のイメージから脱却するため思い切ったことをしているとも説明。マイリーの過激衣装については「ジーンズでも良かったけど、そんな恰好でパフォーマンスしても話題にはならない」としてこれも擁護している。
あのような娘の姿を見て“おお、ブラボー”と心から思う親などいないだろう。しかし暴走中のマイリー・サイラスをビリー・レイ・サイラスは必死に擁護し、「なんて親バカなの」と言われるのを承知で懸命に庇っているのだ。世間からは「親として指導しろ」といった批判も噴出しているが、今のビリー・レイはバッシングされ傷ついていないはずのない娘を守りたい気持ちでいっぱいに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)