米国の19日、褐色のイケメン俳優として数多くのTVドラマに出演してきたリー・トンプソン・ヤングが、29歳の若さで自殺を図り死亡した。

ディズニーチャンネルの『The Famous Jett Jackson』シリーズ（1998年～2001年）でブレークし、高校生フットボール映画『プライド 栄光への絆』を経て、日本でもWOWOWが現在シーズン3を放送している『リゾーリ＆アイルズ ヒロインたちの捜査線（原題：Rizzoli ＆ Isles）』が大当たりしていた俳優のリー・トンプソン・ヤング。しかし彼は19日に拳銃自殺を図り、たった29歳にして自らの命を絶ってしまった。

複数のメディアが報じているところによれば、当日の朝、『リゾーリ…』の撮影現場にリーが現れないことからクルーが連絡を入れたがどうしてもつながらないため、ノースハリウッドのアパートの家主に確認を依頼。そして部屋からリーが拳銃自殺を図ったとみられる姿で発見されたという。

番組プロデューサーは「あまりも悲しい出来事です。リーはいつも元気で素晴らしい笑顔の持ち主でしたから、その魅力を忘れることは決してないでしょう」とその死を悼み、リーのマネージャーは「彼は有能な俳優であったばかりか、本当に美しく優しい心の持ち主でした。私たちは喪失感で打ちひしがれています」とコメントし、遺族に対するプライバシーへの配慮を呼びかけた。

ちなみにこの写真は、1年ほど前にその『リゾーリ…』のセットで撮影されたもので、カメラがオフになった直後のリーの様子である。楽しそうに見えるが、その後一体どのようなことが彼の身に起きていたのであろうか。自殺の理由などはいまだ明らかにされていない。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）