スーパースターのブリトニー・スピアーズは一生かかっても使いきれないであろう莫大な資産を誇っているが、音楽活動が大変順調であった昨年は驚くことに約20億円の収入をあげていたもよう。気になるその使い道は!?
アルバム「ファム・ファタール」が高セールスを記録し、そのツアーも満員御礼。人気オーディション番組『Xファクター・USA』から支払われた報酬は12億円とも言われているブリトニー・スピアーズ(31)。そんな莫大なお金はいったい何に使われたのであろうか。
「成年後見人」として、娘ブリトニーの資産や私生活を管理・監督するようLA郡家庭裁判所に命じられてきたジェイミー・スピアーズ氏。彼は財務状況をきちんとまとめる義務を負っており、このほど最新の報告書が裁判所に提出された。芸能情報サイト『TMZ』は2010年度からその内容を把握して公開してきたが、今年の情報もちゃっかりと入手。暴露したのはジェイミー氏だという噂もある。
それによるとブリトニーの昨年の収入は日本円にして約20億円で、ジェイミー氏の管理の対象となったのは約14億円。報告書ではその半分弱である約6億8000万円が買い物と外食費で消えたことを示していた。ただし高級レストランにばかり足を向けているものと思ったら大間違い。提出された勘定書によるとお得意なのはサブウェイ、ウェッツェル プレッツェル、ドミノ・ピザ、IHOP、マクドナルド、スターバックス、In-N-Out等々、かなり庶民的である。
また食生活ばかりか、ショッピングの場所もチープなところばかりというブリトニー。全米展開の大型スーパーマーケットや、日本でいう「100円均一ショップ」を贔屓にしている様子だ。また衣類や美容にかかる費用は約340万円であったというから、セレブにしてはバーゲン品に目がないのかもしれない。面白いところではマニキュアに5万円、クリスマスのライトアップには34万円が投じられていたことも分かった。
残りの7億2000万円について『TMZ』は特に触れていないが、2010年の情報では子供たちの養育費に2000万円、カラバサスの豪邸の家賃が1800万円、内外の維持費やクリーニングのために350万円、電気ガス水道などに80万円とあり、その後引っ越して家賃が数百万円上がったものの、その他については毎年同じくらいの経費で推移していると考えてよさそうだ。
ここでまだ6億円以上残っている計算になるが、その多くが人件費に消えていると考えられる。ブリトニーのマネージャーやアシスタントはファミリーがこなしてくれているものの、彼らにも大変な額が支払われているほか、ボディガードやナニー、弁護士や会計士といった人々にも破格の報酬を支払っている。セレブになればなるほど必要になってくるのが口止め料で、明記されないもののそれを含んだ額になるのは暗黙の了解。人件費が他の何よりも高くつく、これもセレブならでは悩みではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)