TVドラマで共演したイケメン俳優と交際中で、このほど赤ちゃんを授かったことを告白していた女優ジェニファー・ラブ・ヒューイット。彼女が「イライラは胎教によくない」との理由からSNSとの決別を表明した。
『ゴースト ~天国からのささやき』で知られる女優ジェニファー・ラブ・ヒューイット(34)は、ドラマ『クライアント・リスト』で共演中の俳優ブライアン・ハリセイ(34)と交際していたが、先月上旬に「オメデタなの!」と第一子の妊娠を明らかにし、続いては婚約も発表した。
女性セレブの多くが妊娠中のTwitterやFacebookをむしろ楽しんでおり、家族や友人はもちろん、先輩ママやファンから有益な情報や助言をもらったりしながら臨月を迎え、産まれたあかつきにはそれこそ「おめでとう!」の嵐となるわけだ。
ところがジェニファーは、「愛情たっぷりに励ましてくれる明るい皆さんとの交流は本当に楽しかった。心から感謝しています」とするものの、「でも不愉快なことを書いたり、脅してくるような人も中にはいて、それがとても苦痛なの。今の私にはTwitterは合わないみたい。ちょっとお休みをもらうわね」とつぶやき、3日にそのアカウントを閉鎖してしまった。
最後にフォロワーとの交流を楽しんだのは1日のこと。一体誰のどのような書き込みに心証を害してしまったのかを特定することは難しく、長期にわたって少しずつストレスが溜まっていったとみる方が正しいようだ。妊娠中は心身ともにリラックスし、美しいものを見て聴いて、胎教によいものだけを選びながら日々を過ごしていくという心がけが大切。フォロワーも残念ではあっても彼女を責めることはしないであろう。
たとえ10人が親愛の情を見せてくれても、たった1人でも不愉快なことを書き込む人がいた場合、どうしてもそちらを気にしてしまうものである。先月上旬に自殺を図ったパリス・ジャクソンちゃんも、TwitterやFacebookでの辛辣な書き込みに激しく動揺し、どんどん心を潰されていったひとり。全米、いや世界中の親たちが、多感な年頃の子供がSNSに夢中になることの危険性を学びとった一件である。
SNSにおけるストレスは実にいろいろだ。返信が煩わしくなってきた、プライバシーを必要以上にさらけ出している気がする、夜遊びの写真を友人が投稿してギョッとした、距離を保っておきたい義父母がいつの間にか友達になっていた、ブロックしたいけれど心証を悪くするのではと不安、大事な取引先のため嫌いな人ともイヤイヤつながっているなど、実に様々なケースがある。不愉快な思いをしながら続けることなく、時には今回のジェニファーのように、きっぱりと決別する勇気を持つことも必要なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)