今や押しも押されもせぬ大スターのジェニファー・ロペス（43）にも、その将来を悩み苦労した若き日々があったという。このたび人気誌『W』8月号のインタビューに応じたジェニロペの言葉を、ここでいくつかご紹介したい。

■母との衝突
「母と（若いときに）衝突してしまったの。」
「私は大学になんて行きたくなかった。フルタイムでダンスをする生活をしてみたかったの。だから、母とはちょっと離れなければならなかったわ。」

■当時の生活拠点
「ダンススタジオのソファの上で寝る生活が始まったわ。ホームレスだったのよ。」

■その後のブレイク
「数か月後には、ヨーロッパでダンスの仕事に就けたの。」
「帰国後にTVコメディシリーズ“In Living Color”への出演が決まってLAに引っ越したわ。全てが1年の間に起こったのよ。」

■ホームシック
「LAはホント、大嫌いだった。“ミルクはどこの店で買えるの？”、“道を歩くことはないの？”なんて聞くこともあったほど。今はLAが大好きよ。でもブロンクスのように私に力を与えてくれる場所ではない。人生で必要な力は、全てブロンクスで手に入れたのよ。」

■双子の育児
「子供たちには、一生懸命働くことを教えたいと思っているわ。子供についてはこんなことが分かったの。子供っていうのは、親が教えることをするんじゃない。親がすることをまねるものってね。」

「夢破れる結果になろうとも、それを追わずに諦めるよりは…」。そう信じて突っ走るもスターになれぬまま終わる人生も多いが、ジェニロペは努力と強気な性格でアメリカンドリームを実現させた“勝者”と言えるだろう。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）