自らも摂食障害と闘ってきたことから、ダイエットで痩せすぎている女の子たちを真に心配する人気歌姫デミ・ロヴァート。彼女は、超スレンダーなボディラインが愛されている理由のひとつでもあるバービー人形に、ちょっとした不満を抱いている様子だ。

子役の頃から、「痩せたい。痩せなくちゃ！」という強迫概念が頭から離れることはなかったというデミ・ロヴァート。長く摂食障害と闘って得た答えは、“ありのままの自分を受け入れて大事にし、愛する”ということであったと告白している。そんな彼女は10日、Twitterで「誕生日（8月20日で21歳に）に最も欲しいもののひとつが、昔から集めてきたバービー人形なの。しかも今度は自分のバービー人形が欲しいわ」とつぶやいた。

バービー人形と言えば、愛らしい顔と細いウエスト、長くて美しい手足が売り。女の子たちが夢見る理想の体型そのものであろう。しかしデミはそれを否定。「今の私の身長や体重とまったく同じ、つまり私の体型をそのままに再現してくれる“バービー人形デミ・ロヴァート・バージョン”が欲しいの」と厳しい条件を添えた。

ハリウッドのセレブがこのような願望を口にするとライセンス契約がスムーズに進むせいか、商品が実現することもある。事実ハリウッドスター・バージョンのバービー人形が販売されているのだ。しかし重さのために鉛を入れるようでは“それでバービー人形と言うのか”とフォロワーの反応もかなりビミョー。今回のデミの要望に、果たして製造元である「マテル」社の食指は動くものかどうか…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）