イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】トム・クルーズ、新作主演映画『オブリビオン』来日記者会見で「殺されるかと思った」と共演女優に抗議?

新作主演映画『オブリビオン』を引っ提げて、今年早くも2度目の来日を果たしたトム・クルーズ。来日記者会見では、「毎朝、撮影に行くのが楽しみだった」と振り返る女優オルガ・キュリレンコと息の合った様子を見せていたトムだが、撮影中にはオルガに手を焼いたことがあったようだ。

7日都内ホテルにて映画『オブリビオン』来日記者会見が開かれ、トム・クルーズ(50)、オルガ・キュリレンコ(33)、ジョセフ・コシンスキー監督(39)が登壇した。この会見で紅一点のオルガは『007 慰めの報酬』のボンドガールとして一躍有名となったウクライナ出身の女優だ。オルガはこの日、シックな中にビビッドイエローを効かせたタイトワンピースをスレンダーボディに身に着け、高さ10センチはあろうかというピンヒールサンダルで登場。そんなオルガがステージに昇り降りする際、トムがさっとオルガに手を差し伸べてエスコートし、紳士的でスマートな振る舞いを見せていたのが印象的であった。

『オブリビオン』来日記者会見で主演トム・クルーズとオルガ・キュリレンコ

だが、そんな大人の男性として余裕を見せるトムも、撮影中にはこの年下の女優オルガに困惑したことがあったようだ。それはアイスランドの砂漠でバイクに乗って疾走するシーンのこと。トムがバイクを運転し、その後ろにオルガが乗っていたのだが、なぜかオルガは後部から咄嗟にハンドルを握ろうとしてしまったという。猛スピードが出ていたため、これにはさすがのトムも「危険だった。殺されるかと思った。“僕につかまっていろ”って言ったのに」と抗議。オルガはこれに対して「私のことを忘れないように、撮影中に一度は共演者を殺そうとするのよ。これでトムも私のことを忘れないでしょ?」と何ごともなかったかのようにお茶目に笑った。

実はバイクの運転には自信があるというオルガだが、飛行機については「絶対操縦したくありません! トムと一緒に乗れたのは嬉しかったけど、それ以上はもういいです」とかなり弱気に発言。その空中戦のシーンではテイクごとに監督を含め3人でディスカッションを繰り返したという。重力の中でどのような演技がふさわしいのか、そこがキーポイントだった。トムの大ヒット主演映画『トップガン』のコックピットのシーンは「今観てもとても良くできている」と評するトムは、「リアルでないとパイロットの友人たちが許さないからね」と新作映画へもこだわりと自信をのぞかせた。

映画『オブリビオン』は2077年が舞台となる。エイリアンの攻撃を受け、地球は全壊。生き残った人類は他の惑星へ移住している。高度1000メートルの上空から地球を監視しているジャック(トム・クルーズ)は、ある日、墜落した宇宙船で眠る美女ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見する。2人に隠された“真実”は? そして2人の切ない愛の行方は?

『オブリビオン』来日記者会見で。

「映像が素晴らしい」「数回観ても毎回新しい発見がある」とトムが誇る自信作『オブリビオン』は5月31日公開。今回19回目の来日となったトムは「あと19回来たいぐらい日本が好き」と親日家ぶりをアピールして会見場を後にした。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)