トラブルの末、ようやくリハビリ施設に入った女優リンジー・ローハン(26)。だが世界中のメディアに報じられた一連の“リハビリ施設入所先騒動”に対して、父マイケル(53)と母ディナ(50)は激しい罵り合いを続けている。
当初はNYにあるリハビリ施設行きを決意していたリンジー・ローハン。しかしそこで喫煙が許可されていないと知ったリンジーは、裁判所の手続きを無視してカリフォルニア州にある施設に入所先を変更してしまった。だがこの施設は評判が悪く、裁判所もすぐには同意できないと表明。これを知ったリンジーは施設にたどり着くもすぐに姿をくらまし、「またNYに戻る気では?」とも報じられた。ところがリンジーはカリフォルニア州にとどまり、結局かつて滞在したことのある「Betty Ford Center」に緊急入所。ようやく落ち着き、90日間のリハビリ生活をスタートさせたばかりだ。
だが入所先を巡るこのトラブルは大きく報じられてしまい、リンジーの両親はひどく困惑。怒りの矛先を互いに向けあい大喧嘩を始めたが、まず母ディナは元夫マイケルについて芸能サイト『Radar Online』にこう語っている。
「あの男は娘(リンジー)の助けには全くなっていなかった。」
「そもそも、彼には何も明かしていなかったから。あの人は何でもメディアに暴露してしまう。この家族の一員のように振る舞っているけれど、彼は家族なんかじゃないわ。」
一方マイケルも負けてはいない。マイケルは同サイトの取材に応じ、以下のように反論しているのだ。
「ディナが(メディアへの)リークしたことで俺に罪を着せて噂が広まる前に、こう言わせてほしい。俺にはリンジーの行先がちゃんと分かっていた。だけど俺はそれをメディアにリークしてはいないぜ。」
「リンジーの居場所をリークして金にしようとしていたのは、ディナのほうさ。」
こんな元夫について、ディナは「彼はメディアのニュースになることなら何だってする。セレブになった娘(リンジー)の話しかしないのよ。他の3人の子供たちのことは気にもかけていないんだわ」と非難している。
「ディナの犠牲になるのはもうウンザリだ。でも娘のためなら、俺は矢面に立ってやれる。ディナは口を開くたびに嘘ばかりだな。もしディナが自分の問題を解決するため助けを求めるなら、俺もそのプランに加わってやるんだが…。」
元妻を猛批判しつつ、最後にはちゃっかり善人アピールも忘れないマイケルであった。
せっかくリハビリをスタートさせたリンジーだが、この両親が束縛をやめない限り苦悩は続きそうだ。「いい年をした大人が何しているんだ?」とリンジーを責める声は多いが、彼女の育った環境を考えて「リンジーに同情を禁じ得ない」という人も少なくない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)