このたび、ようやく「Betty Ford Center」なる施設にて90日間のリハビリ生活を開始した女優リンジー・ローハン(26)。だが過去に同施設にてリハビリを受けるも、「酒を飲んだだろう」、「いや飲んでない」などと職員と揉め、反省の色はまったく見られなかった。「今回も同じ場所で大丈夫?」との声もあがる中、面目をつぶされた形となっていた同施設から意外にも厳しい内容の文書が弁護士及び裁判所に提出されていたことが明らかになった。
自由がきくリハビリ施設として知られている「Betty Ford Center」。そこに再入所したリンジー・ローハンだが、「今度ばかりは勝手は許さない」と意外にも厳しいルールがもうけられたもようだ。このたびリンジーの担当弁護士及びロサンゼルス郡上級裁判所に対し、同施設から次の内容を含む文書が提出されたという。
■リンジー・ローハンは、治療を受ける90日間は当敷地内から出ないものと当施設では理解しています。
■治療スケジュールは毎日埋まっています。これらの治療活動には、個人セラピー、専門グループセッション、フィットネス、教育講座、グループセラピーなどが含まれています。
しかし「絶対にこの敷地内から出ることは不可能」というシステムになっているわけではないらしい。米誌『People』の取材に対して、かつてカウンセラーのひとりは以下のように説明していたのだ。
「我々には、患者の意に反して(施設内に)縛り付けておくことなどできません。逃げるのを止めることもできないのです。この施設は刑務所ではないのですから。」
「ですが施設ではセキュリティと担当員を通じて24時間、患者たちを監視しています。」
さらに患者たちは携帯電話の所持を許可されておらず、週末に短時間のインターネット利用と電話を許可されているだけとのこと。またドラッグ検査も抜き打ちで行っているというから、リンジーも気が抜けないはずだ。また運動とグループセラピーは毎日行い「バケーションなど一切ない」とも同カウンセラーは語っており、退所するまでの道のりはリンジーにとって厳しいものになりそうだ。
一部メディアによると、リンジーは今のところ順調にリハビリを受けているとのことだ。すでにデトックスプログラムを終えリンジー用に組まれたプランにもシッカリと従っているというから、施設を出るこの夏までに更生して女優業にも完全復帰することを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)