ハリウッドスターや大富豪が暮らすロサンゼルスのベル・エア地区で、少し前に何枚も貼られていた「愛犬が行方不明」なるポスター。その犬のご主人は俳優シルヴェスター・スタローンで、見つけた人にはかなりの賞金が待っていたのだが、大変残念な結末を迎えていたようだ。
俳優シルヴェスター・スタローンの犬好きは有名で、名作『ロッキー』でも“バッカス”という名の大きなブルマスティフ犬と共演。犬は孤独で貧乏なロッキーを癒してくれる大切な友人であった。
そんなスタローンと家族は少し前から“フィービー”という名の可愛い犬を飼い始めていたようだが、その愛犬が今月上旬に行方不明に。彼らは自宅のあるベル・エア地区のあちこちに、「愛犬が行方不明。見つけてくれた方には賞金10,000ドル」と書かれた写真つきのポスターを貼り、電話番号を明記して人々からの情報提供を待った。
しかし緑が深々と生い茂っているそのあたりに棲息するのは、小型のオオカミといわれるコヨーテ。ここで行方不明になった犬はまず生きて帰れないと言われている。芸能情報サイト『TMZ』は25日朝、大変残念ながらその犬がコヨーテに食い散らかされたと思われる無残な死骸となって、スタローン家の敷地内で発見されていたことを報じた。
スタローンの末娘はまだ小学生。愛犬の不幸な死に涙するその小さな体に、自身も犬好きであるパパはどれほど胸を痛めたことか。過去にはタレントのケリー・オズボーンが愛犬2頭を庭に侵入したコヨーテに襲われたことを、そしてジェシカ・シンプソンが目の前であっけなく愛犬をコヨーテにさらわれてしまったことなどを涙ながらにツイートしている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)